大人の遠足 ~デスバレー国立公園~ [アメリカの国立・国定公園]
2019年は、パパにとっては節目の年。
数年前からあれやこれやとプランを練って、1人でアメリカ国立公園の撮影の旅に出かけることにしました。
もともとは退職後に1か月ほどの期間でとも思いましたが、色々な事情で時間がとれないのと、在職中に出かける方が何かとメリットも多かったので、期間は2週間に短縮しましたが大人の遠足を満喫してきました。
成田からサンフランシスコ経由でラスベガスへ
そこからレンタカーを借りてデスバレー国立公園を目指します
何とか日の入り前に、1000万年前に黄金色をした泥が湖底に沈殿してできたといわれるザブリスキーポイントに到着。
太陽の角度的に、夕方より朝の方が朝日で泥の表面が輝きそうでしたが、やむをえません
何とか日の入りとザブリスキーポイントの撮影に成功
今回の旅では、夜空の撮影にもチャレンジ。
バッドウォーターの駐車場に車を停めて、塩の大地をちょっと歩いてみます。
正直真っ暗で人もいないので不安なところもありますが、空に広がる天の川を見ると撮影に没頭してしまいます
地面にはライトを当てて、塩の地面を写し出してみました。
この日の宿泊は、公園近くのモーテル。
既にレストランも閉まるような時間帯なので、ラスベガスのスーパーで買ったパン、バナナ、ビーフジャーキーなどでおなかを満たします
朝暗いうちにホテルを出てSand Dunesに向かいました
東の空が徐々に明るくなってきました。
砂丘の光と影がこれまた美しい光景です。
風と砂で作られた造形美もまたお見事。
時差ボケもあるので、朝早く起きるのが苦にならないからなかなか良かった。
光に照らされた砂紋もきれいです。
早朝の砂丘を堪能した後、アーティスツパレットに向かいました
道以外に人工物は何もない、っていうのがアメリカの国立公園らしいですね
現実的には、この先50マイル先までガソリンスタンドはないので、常に車のガソリンのメーターは気になります
鉱物が露出していろいろな色を出しているそうな。
それにしても、デスバレー国立公園のネーミングは素晴らしいですね
悪魔のゴルフコース。
塩と泥が混ざり合って、かちんかちんの地面を形成しています。
ここでゴルフクラブ振ったら、クラブが折れること間違いなし
前日天の川撮影を行ったバッドウォーター。
ここは北米大陸最低地点で、標高マイナス85.2m。
人が踏み固めた場所からさらに奥まで行くと、こんな幾何学的な塩の造形が見られます。
土手を形成している塩に近づいてみると、まさに塩の結晶です。
これがまた結構かちんかちんなのが驚きです
日の入りを見に、今度は標高1669m地点にあるダンテスビューにやって来ました。
先ほどまでいた塩田が眼下に広がっています。
バレー自体が山に囲まれているのが良くわかりますね。
あちこちに塩が流れて固まった痕跡も見られます。
太陽が沈む正面の山は3000メートル超の峰々。
ようやく長い一日が終わりました。
この後は車を飛ばしてラスベガスに戻ります
続く
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