萩城址公園で大人の遠足完結編 [萩]
大人の遠足で広島、山口県を訪れた話題です
これ以降わんこは出てこないのであしからず
ようやく完結編となりました
最終日は午後から天気が崩れる予想だったけど、結局晴れのままもちそうですね
青海島の海の景色も見てみたかったけれど、毛利家菩提寺では感動したのでそれはそれでよかったな
最後に向かったのは萩城跡(指月公園)
関ヶ原の後、家督を譲り引退した毛利輝元の像が出迎えてくれます
ちなみに長州藩の初代は、輝元の長男秀就です
萩城天守閣は、明治7年に取り壊されたそうで、今は石垣だけが残っています
公園内で見つけた黒ネコちゃん
公園内に萩焼の陶芸家のお宅兼販売所があって、そこで飼われている猫ちゃんですよ
地域観光のため天守閣が再現されているお城もありますが、当時の天守を忠実に再現するものでなければ、個人的には石垣だけで十分じゃないか、という気がします
お城の裏側に広がる指月山
関ヶ原の後、減封され周防、長門に押し込められた輝元は、築城のため山口、防府、萩の3か所を候補地として幕府に申請すると、幕府は交通の不便な日本海側の萩を指定したとのこと
そういった積年の恨みが倒幕につながったのかもしれませんね
”夏草や兵(つはもの)どもが夢のあと”
夏ではありませんが、といった感じでしょうか
公園内のところどころで、真っ赤に色づいたもみじ
萩の名物、夏ミカンもたわわになっていますよ
この時期、石垣の周りにはツワブキの花が満開
2015年の大河ドラマ、花燃ゆ、で使われたロケ地などの看板もありますね
私は見てないんですが
さて、そろそろ岩国空港に向かう時間となりました
長々と自己満足の写真と記事にお付き合いいただき、大変ありがとうございました
あらためて感謝いたします
完
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もう1つの毛利家の菩提寺、大照院 [萩]
大人の遠足で広島、山口県を訪れた話題です
これ以降わんこは出てこないのであしからず
毛利家の奇数台の藩主の菩提寺、東光寺を見学したら、どうしても偶数台の藩主の菩提寺、大照院も見てみたくなりました
萩市街地の東と西なので、ほんの15分ほどのドライブなんです
途中通りかかった陶芸の村公園には、広大な芝生広場が広がっています
高台からは萩の市街地と日本海が一望できます
大照院にやってきました
ただ残念なことに、本堂、経蔵は修理中のため、足場が組まれて幕が張られているため見学できません
そのため横庭の日本庭園を散策
苔が敷き詰められた、小さいながらも心落ち着く庭園ですね
本堂の裏側には、もう1つの池泉庭園があります
修復工事の影響か、あまり手が行き届いてなくてちょっと残念な状態なので、再び横庭に戻って撮影開始
瓦屋根の上にポツンと落ちたモミジの葉が輝いていました
工事現場を迂回して、お目当ての毛利家墓所を参拝です
うわっ~~~、東光寺に負けず劣らず、こりゃまた荘厳な雰囲気ですね
文化財のメンテナンスという意味では圧倒的に東光寺に軍配が上がるところですが、この自然な風合いが何とも言葉に言い表せない良さを生み出しています
石畳を埋め尽くすモミジの落ち葉
藩士に寄進された石灯籠が、600基あまりあるそうです
ちょっと離れた木立の中にも立派な墓所が
木漏れ日に照らされて、荘厳さが増すようですね
寄進された灯篭の数を見ても、毛利のお殿様は藩士に尊敬されていたんでしょうね
続く
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荘厳な石灯篭に感動 [萩]
大人の遠足で広島、山口県を訪れた話題です
これ以降わんこは出てこないのであしからず
毛利家の菩提寺、東光寺の散策は続きます
めちゃでっかい魚の木型が天井からぶら下がっています
これは魚拓の原型と書いてあったような、ちょっとうろ覚え
お寺の最奥、毛利家墓所に進みます
なんと荘厳な光景
思わず息をひそめてしまいます
三代藩主毛利吉就から、11代までの奇数代の藩主とその婦人及び一族、関係者の墓があり、墓前には藩士が寄進した500余基の石灯篭が立ち並んでいます
これはちょっと圧倒される光景ですね
江戸時代が安定した時期だったので、このような貴重な遺産がそのまま今の時代に残されたのでしょうね
モミジが真っ赤になったら、この世の世界とは思えない光景かも
隅っこの方にもたくさんの石灯篭があり、すっかり苔むしています
ところで前回の記事に書いた団体さんが、大声をあげながらやってきました
一部の人は藩主が眠る鳥居の方まで見学に来てましたが、その他大勢は入口の鳥居の辺りで引き返したようです
再び静寂があたりを包みこんでいます
今まで見たことのないお寺で感動しました
実は、こちらのお寺には奇数代の藩主のみ、偶数台の藩主は別のお寺に葬られているので、是非そちらにも行ってみたくなりました
本堂では、何やらイベントの準備中のようです
お掃除のおばさんに聞いてみたら、住職の娘さんが本日ここで結婚式をとり行うそうです
初めての試みだそうで、娘さんが是非ここでやりたいということなんだそうな
お幸せに
レンズをマクロに切り替えて撮ってみようかな
朝露に濡れたモミジの葉が美しいですね
駐車場横のモミジはこの時期が真っ盛りです
続く
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朝靄にけむる毛利家菩提寺を散策 [萩]
大人の遠足で広島、山口県を訪れた話題です
これ以降わんこは出てこないのであしからず
大人の遠足最終日、この日の帰りは3時台の岩国発のフライト
マイレージの特典旅行(さらに他社のマイル使用)の制限なのか、夜7時台の遅めのフライトは予約できなかった
かつ午後から天気が崩れる予想だったので 、オリジナルは青海島観光船を考えていましたが、急きょ昨日巡れなかった萩の名所旧跡観光に変更
遠足に出かけると、朝早く目が覚めちゃうのでホテルの周りを朝ん歩
日の出直後に、近くの漁港からホテル方面を撮影
ホテルから車で市街地に向かう途中にある、明治日本の革命産業遺産として世界遺産に登録された反射炉
反射炉の煙突部分のみが残っています
次に向かったのは、毛利家の菩提寺の1つ東光寺へ
朝靄の中、光が差し込んで、とても幻想的な景色です
朝早い時間は、こんな景色も見られるのが良いですね
こちらの総門、山門、鐘楼、大雄宝殿は国の重要文化財だそうです
山門の先には、また厳かな雰囲気が広がっています
朝日が庭一面に差し込んできましたよ
日本のお寺にぴったりの景色ですね
この時期、モミジの色づきはまだまだこれからのようでした
真っ赤に色づいたら、さぞ美しいことでしょうね
なんとタイミングの悪いことに、中国からの団体さんがぞろぞろ門から入ってきましたよ
皆さん声が大きくて響くので、ちょっとこの雰囲気には似合いませんね
そそくさと写真を撮ってお寺の奥を目指します
続く
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鎌倉の姉妹都市、萩の街を散策 [萩]
大人の遠足で広島、山口県を訪れた話題です
これ以降わんこは出てこないのであしからず
二日目最後の訪問先は萩市
実は、萩市は鎌倉市の姉妹都市
武士が始めた世の中を(鎌倉幕府)、終わらせた(明治維新)藩のつながりって、なんか因果を感じますね
まずは松陰神社へ
ご存知松陰神社は、吉田松陰を祀る神社です
神社内にある松下村塾は、吉田松陰の叔父の玉木文之進が寺子屋を開いて、松下村塾の看板を掛けたのが起こりです
吉田松陰が実際に塾生を教えていた期間は、わずか二年半程度だそうです
建物の中には、主だった門下生の写真が飾られていました
この部屋で講義が行われていたそうです
本人としては、後世神として祀られるとは、思ってもみなかったのではないでしょうかね
吉田松陰が出牢した後、この三畳半の部屋に幽囚されたそうです
雨がぽつぽつ降り始めちゃいましたね
車でしばらく待機した後、旧藩校明倫館へ
昭和10年に建てられた旧明倫小学校本館は、工事中のため外観も見れず
お隣の剣術場、槍術場として建てられた有備館をちら見すると、中には大砲が置かれていました
ボランティアらしき案内の方に声をかけられましたが、ちょっと時間の関係でそそくさと退散し、旧明倫小学校を壁の外から激写
城下町を散策です
中央公園一角にある、高杉晋作とともに松下村塾の双璧と言われた久坂玄端の像
尊王攘夷派を牽引し国事に奔走し、禁門の変で25歳の若さで生涯をとじた幕末の英雄の1人です
2015年に銅像が建てられたんですね
もう1人の双璧、高杉晋作
生誕地の近くにあり、20歳頃の若々しい姿だそうです
高杉晋作の生誕地
家の中も見学できますが、先を急ぐため拝観はスキップ
萩は夏ミカンで有名だそうです
お家のあちこちに夏ミカンの木が植えてあって、実がたわわになっていました
こちらは維新の三傑の1人、木戸孝充旧宅
拝観時間は終了していました
城下町の中は、現在も普通の人たちの生活があり、白壁とかわら屋根が受け継がれているって、素敵な場所ですね
辺りはもうすっかり薄暗くなってきました
灯りがともり始めた秋の気配が、また旅情を掻き立てますね
毛利氏の祈願寺、幼少期の高杉晋作や伊藤博文が学んだ勉学所、円政寺
再び中央公園に戻ってきました
松下村塾で学び高杉晋作の騎兵隊で頭角をあらわし、明治政府では総理大臣を歴任して国軍の父と言われる騎乗の山形有朋像
1930年に完成し、当初霞ヶ関の陸軍大臣官邸、上野公園、井の頭彫刻園から現在の位置に移されたそうです
一日たくさん見て周りましたね
この日は、はぎ温泉のお宿での~んびり
温泉宿はお料理と、もちろん温泉がたまりませんね
ご馳走様でした、お休みなさい
続く
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