大人の遠足 ~ヨセミテ国立公園~ [アメリカの国立・国定公園]
昨年秋に、大人の遠足でアメリカ国立公園の旅に出かけた話題です。
ようやく写真の整理もつきつつあり、忘れないうちに残りの旅の思い出を書いておこうと思います。
なのでこの後ワンコ出てこないので、興味のない方はスルーでお願いします。
アメリカ西部のグランドサークルを旅した後、ラスベガスに一泊、次の日サンフランシスコに飛んで、夕刻前にヨセミテ国立公園にやってきました。
サンフランシスコベイエリアに滞在中や日本からの出張で何度も訪れ、本格的に写真を撮ってみたかった今回の旅の最重要な国立公園の1つ。
超有名なビュースポットの1つ、トンネルビューにやってきました。
なんと山火事の影響で空気が曇っていて、肝心かなめのハーフドームが見えない
また秋の時期は滝の水が一番少ない時期でもあり、ブライダルベール滝からはちょろちょろ水が流れているのみ
ちょっと落胆の色は隠せませんでしたが、期待を込めてグレーシャーポイントへ。
なんとこちらも空気が濁っていてぼんやりの景色です
断崖絶壁にせり出した石の上にたたずむ人が~
昔の写真で、この石の上でバレリーナが躍る写真を見たことありますが、それよりましとはいえ正直落ちて死んでもおかしくないです
空気は濁っていましたが、うっすら夕焼けも見れたのでよしとしましょう。
実はこの後にすごいハプニングが~
この日の宿は、公園からは50-60Km離れたマリポサの町のモーテル。
公園出口にはマリポサに通じる140号線は山火事のため通行止めの看板が出ているにもかかわらず、真っ暗になった道をどんどん車がマリポサ方面へ走っていきます。
ひょっとするとマリポサまでは通れるのかと期待して、そのまま140号線を車で下って行きました。
20-30Km走ったでしょうか、通り沿いに点々とあったモーテルが姿を消すあたりに、道路を閉鎖するゲートと警官が立っています
恐る恐る警官に聞いてみると、マリポサに行くにはまた公園に戻りう回路を通ってここから3時間かかるそうな
え~~~、既に夜9時を過ぎた時間だし、この日はサンフランシスコ空港から何時間もかけてドライブしてきたので、もうそんな元気はありません
やむを得ず公園方面に戻り、公園に最も近いモーテルに飛び込んで急遽その日の宿を確保。
その日は平日で空き部屋があったのがラッキー(週末は公園近くのモーテルはほぼ満室になります)だし、幸いにもマリポサのモーテルは2泊予定だったので1泊分はキャンセル料なしでキャンセルできました。
ただお値段はマリポサのモーテルの倍近くになっちゃったけど、ひとまず安心して眠れましたよ~
前日の精神的な疲れもあってちょっと寝坊してしまったけれど、近場のモーテルなのでゆっくり宿を出てもまだヨセミテバレーには朝の気配が漂っていました。
バレーに入ると世界一大きな一枚岩、エルキャピタンが迎えてくれます。
清らかな雪解け水をたたえるマーセド川も、ヨセミテを代表する景観の一部分です。
世界第3位の落差を誇るヨセミテ滝、と言いたいところですが、こちらもこの時期水が枯れていました~
朝早めの時間には、こういった野生動物に会える機会もあります。
ブラックベアには会いたくないけどね
アメリカ人が一度は泊ってみたいホテルの1つ、アワニーホテルまで久しぶりにやってきました。
つい最近までマジェスティックヨセミテホテルと呼ばれていたそうですが、以前の名前が復活したんですね。
なんとうらやましいことに、シェルティー界では超有名なママさんが、こちらのホテルに泊まったことがあるそうな
もちろんレイフ家が泊れるようなホテルじゃないですよ~
ヨセミテバレーの出口付近にあるフォトスポットの1つ。
ベイエリア滞在中は、春夏秋冬の景色をここから撮っていたんですよ
この日はタイオガ道路を通ってバックカントリーまで足を延ばしました。
オルムステッドポイント、その昔氷河に運ばれた石が点々と置き去りにされています。
美しい水をたたえるテナヤレイク。
尾瀬のような高原にある湿地帯、Tuolume meadows。
標高3000mを超えるParker Passを通って、モノレイクまでやってきました。
水に溶けていたカルシウムが石灰石の柱として析出し、湖の水を1990年までロサンゼルスまで引いて水道水として利用したため、水面が下がり地表に現れたものでTufaと言われます。
Tufaは自然現象と人工的な言わば環境破壊により、こうして簡単に人の目に触れられるようになったものなんですね。
再びタイオガ道路を通りTuolme meadowsに戻ってきました。
午後になってくると、山火事の影響で空気が曇ってきます。
なんか中国の墨絵の世界みたいになってきましたね
予定ではもう1泊マリポサに泊って次の日もまたヨセミテ散策の予定でしたが、道路閉鎖の影響でかなりのロングドライブが強いられるので、3日目はヨセミテはあきらめてベイエリアに移動します。
ヨセミテ国立公園を写真に残すという意味ではちょっと不完全燃焼の状態なので、機会があれば雪解け水ピークに達する6,7月頃にもう一度来てみたいな
2002年、家族で帰国前にヨセミテにやってきました。
長男は思春期真っ盛り、親に写真を撮られるのもうっとうしいらしく、黄色の目隠しを外すとどよ~んとした表情が、それもまた懐かしい思い出です
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